私は学校があまり好きではありませんでした。興味のない話をじっと聞いているのが苦手だったせいかもしれません。そんな私でも中学生のときに英検4級に合格しました。英検の問題の勉強をするのはゲームのようで面白かったからです。

大人になってから、外国へ行ってみたくなり、また勉強を始めることにしました。次は3級から順に、2級に合格することを目標にしました。一人で一生懸命勉強していたらおもしろくて、1年ぐらいで合格できました。そしてカナダでしばらく生活することができました。とても素晴らしい体験でした。

その後は結婚や育児などで忙しくなり、しばらく時間がかかりましたが、学習を続けました。

やがて英検1級に合格し、翻訳者として働くこともできるようになりました。

英検(Eiken)をガイドラインとすることで、常に目標に向かって前進することができたのです。言語はその言葉の背景にある文化を理解することでもあります。その意味でも、あらゆる分野を網羅してカリキュラムを組まれた語学検定はガイドラインとして最適でした。

勉強ができない期間があっても、語学は逃げたり消えたりしません。また、どんなに科学が進歩しても、自分で別の言語を理解できる、話せるということはさまざまな場面でアドバンテージとなり、楽しみも増え、日々の生活が豊かになります。

日本語学習も、JLPTをガイドラインとすることで、必ず高いレベル、ビジネスレベルの語学力を身に付けることができます。自分自身の実体験から確信した私は、日本語教育の勉強をしてこのサイトをつくりました。

世界中の日本語学習者のみなさんのお役に立てるサイトをつくりたい、それが今の私の目標です。